『葛飾区教育振興ビジョン(第2次)』に関すること
by damian on 12月.19, 2008, under 教育
葛飾区教育振興ビジョン(第2次)を策定しました。(葛飾区公式サイト 2008年12月8日)が発表となった。
教育振興ビジョンに対してのパブリックコメントは19名とのことで、まあこんなものかというのが正直なところである。
教育委員会はこの書類を作るにあたっていろいろ考えたのだろうが・・・
◎ビジョンに取り入れる
○ビジョン(素案)に盛り込まれている
△ビジョンには取り入れないが、今後の参考とする
・・・・・区民なめるのもいい加減にしていただきたいものだ。
意見の総数100件に対して◎ビジョンに取り入れるは1件だけ。
○ビジョンに盛り込まれているが15件。
つまり
100件中84件は
葛飾区として
聞く耳持たない
と言っているに等しい。
現状と課題について
東京都の学力調査では葛飾区は23区中20位以下である。これを東京都平均より少し下回る状況と考えているのか。(素案の8Pは現状認識をしていないと感じたので)
についての答えが
素案の8ページでは、小学校は東京都平均を少し下回り、中学校は東京都平均を下回る状況にあると記述しております。
・・・って、日本語の意味がわからないのかなと。
教育委員会が必死になって「葛飾区はちょっと低いくらいです」ってやっているのを「23区中最低ラインだってのを隠すな」とやったのに答えがこれ。
誰の意見かわからないのだが
本区の学力が上向きになったことは否定しないが、これは区の施策だけで実現したものではなく、保護者が塾通いなどの手段を講じた結果でもある。
というのがあったが、これはその要素がおおいにあると考える。
まあこれは意見であるため「答えが答えになっていない」のだが、必死に言い訳する姿は滑稽でさえある。
保護者の意見でも私とは全く違う意見もみられた。
土曜日は家族がふれ合う大切な時間なので、授業時数確保は、平日の時限数の増加で対応して欲しい。
あのぉ・・・6年生になると水曜日以外は16時前後に帰宅するようになるわけですよ。
来年から水曜日も6時間授業となり、毎日が16時前後の帰宅時間と言うことは、友人とのふれ合いがなくなるわけですよ。
それを平日授業時間増って考えられます?
私には考えられませんね。
それから保護者の意見をもう一つ。
校庭の芝生化は目の潤いにもなるので、各学校に広めてほしい。
これはビジョンに盛り込まれているものなのだが・・・
芝生化されるとそれを保持するためにボランティアが必要になることを理解していただかねばならないわけで、目の潤いにもなるんで敷いてくれっていうのは構いませんが、保護者の皆さんが率先してボランティアやれってことですよ。
ここまで言うならやってくださいね。
情報モラル教育に当たっては、教員は専門家ではないので、情報機器に関する部分においては専門家を活用すべきである。そして、保護者への情報教育を行い、インターネットの必要性と危険性を子供に教えられるようにする。
たぶんこれは私の意見なのだが文面が若干違うかな?
情報モラル教育の実施に当たっては、携帯電話会社などの協力も得て実施していきます。また、保護者会などの機会を通して保護者への啓発に努めていきます。
葛飾小学校および第三ブロックは私や他に情報の専門家がいるため、かなりうるさいくらいに言っている。
それでも保護者のITへの関心は低く、情報モラルは守られていない(裏サイトなどで過去の例を見ると)状況だと判断できる。
だからこそ素人である教員を使うのには無理があり、無駄でしかないと言っているわけで、携帯電話会社のモラル教育などに頼るのは理解できなくないが、彼らの目的は「啓発」でしかないわけで「教育」とは異なるのである。
私は教育をせよ(子供と保護者に)と言っているのであって、上っ面を理解したような回答は許すことなどできないのである。
人権教育について必要以上の権利意識を感じさせる、持たせるような教育をすべきではないとしたのだが
適切に実施していきます。
ってそれは教育委員会やら区が「適切」と言ってるだけの話であって、どういうことをどのように、そして何が適切かと保護者にも説明されない状況でやっているものを「適切か?」なんて判断などできるわけがない。
いじめのくだりに対しては
いじめは人権問題そのものですので、人権教育を徹底して行っていく必要があると考えています。
・・・・・・・・冗談も休み休み言ってくれよと。
いいかい、葛飾区人権施策推進指針の一番最初に来ているのはなにかといえば同和問題なんだよ。
男女平等よりも、ハンセン病よりも、障害者よりも、外国人よりも上なんだってさ。
私の近くで聞こえてくる「差別」ってのは外国人や男女、老人、子供への差別が圧倒的で、同和なんてのはそもそもを知らない人の方が多いくらいである。
その状況でわざわざ同和問題を教えて何をしようってわけ?
くだらない差別をなくすることについては賛成であるが、いつまでも見直しをすることができない「差別」に対して、なんで教育を施さなければならないのか理解ができない。
そしてまたしても葛飾区教育委員会は嘘を言う。
授業時数の確保により、「たてわり活動」の時間が確保できなくなる。
各学校では、標準授業時数を確保したために、各校の特色ある取組が一切できなくなるということはないと認識しています。
教育委員会に行って、これから説教してやろうか?
実際に来年から葛飾小学校は縦割りで行われていた「班活動」がなくなる。
これは水曜日の授業時間数を増やすことと関連し、実際に二時間分の授業時間数を確保するためである。
「一切できなくなる」のではなく、やった方がいいものを削ってなにをやっているんだ?ってのが意見であり、それに対しての答えとしては極めて不適切である。
他の意見でも中学校の職場体験は授業時間が減少したのになんでやるの?って意見に関しても「高い教育効果がある」って言っているんだが、誰が効果を認めたのだろうか疑問である。
地域スポーツクラブに関しての意見であるが、なんと既存スポーツはやらないそうだ。
こんな片手落ち(←差別用語だそうだが、日本語として意味がわからなくなるので使用する)で「葛飾区主導で地域の方たちに地域スポーツクラブを立ち上げていただきます」なんてただのお笑いでしかない。
小中一貫校についてのくだりもお笑いだ。
議論が尽くされていないのになんでやるの?って意見に、「小中連絡協議会を定期的に開催」「中学校の教員を含む専科教員による一部教科担任制を導入」って、隣り合ってもいない学校にもやるってんだから教員への負担を考えていないというのが子供がみたって理解できるだろう。
地域ボランティアのくだりにおいてはボランティアの人材が偏っているという現実を指摘したのに対して、「新たなボランティアを発掘」って見つからないから一部の方々に偏っているってのがわからんのかね?
誰が意見を出したのかわからないのだが
ボランティアと称して、地域にいろいろ押し付けるのではなく、地域の望んでいることの手助けをする官であってほしい。
これを出した人に拍手を送りたい。
地域が望んでもいないことを「子供のために」って一部の方々が仕方がないとボランティアを引き受けてくださっている現状を理解せずいるからこういう住民の意見がでてくるんだぞと。
下の意見も区民が望んでいることを把握して、活動方針を決めることが大事とある。
区の役人が机上で「こんなのやってみりゃいいんじゃないかな」って考えるのは結構だが、それが区民自体が必要かどうかをじっくりと検討するべきであり、それをしないから信用されなくなっている。
そこを考えてみるべき。
そして最大のものとして
教育振興ビジョン(第2次)(素案)についてPTAの研修会で説明をし、その場で意見を聞くとか、家庭に配布し、よく読んだ上で意見を出させるなど、もっと区民に周知する努力をして欲しい。
これ私の文面じゃないよな・・・(笑)
同じような意見であるが、保護者が知らないのに勝手に進められることに問題がある振興ビジョンだというのに11の関係団体に説明し、ご意見をいただいているってあるが、じゃぁ84件も意見を聞きませんとしているパブリックコメントはどうなんだろうか。
もうはっきりしたいのは、教育委員会および葛飾区は区民のために教育を行う意思があるとは感じられないということだ。
「区がこう言っているのだから聞け」と押し付けるのであれば、徹底的に議論、場合によっては戦わなければならなくなる。
私は残り人生の1/4を教育に傾けると宣言した以上、後世のために徹底的にやろうと決めている。
保護者や区民をなめたような資料で振興ビジョンはこうですなんてのは、もう絶対に許さない。


12月 25th, 2008 on 8:10:14
>土曜日は家族がふれ合う大切な時間なので、授業時数確保は、平日の時限数の増加で対応して欲しい。
これ書いたの、私じゃないですからねっ!!
>あのぉ・・・6年生になると水曜日以外は16時前後に帰宅するようになるわけですよ。
え? 6年になったら16時代に帰れれば早いほうでしょ。
梅田小では18時過ぎがザラでしたよ。
水曜日だって3時代に帰れればラッキーだった。
>来年から水曜日も6時間授業となり、毎日が16時前後の帰宅時間と言うことは、友人とのふれ合いがなくなるわけですよ。
学校の友人とは学校にいれば触れ合っていると思いますが…って
突っ込みはさておき、毎日の帰宅が18時以降で
なおかつ土曜日も学校ってのは、絶対反対です。
普段の授業の効率をあげて欲しいです。
昔より履修量も減っているし、授業の速度も遅い。
宿題も出ないし…。
どうやら、damianさんと私で意見が違うんじゃなくて
小学校での状況が違うようですね。
私立中を選ぶ時みたいに
「土曜日が休みで普段が7時間授業の日がある」
「土曜日も学校があるけれど7時間の日はない」
という選択肢なら、娘曰く
「どっちでもいい」
そうです(どうせ、ほかの休みも多いから)。
私が反対しているのは
「土曜日も学校で、普段の日も帰りが遅い」
って状況です。。
12月 25th, 2008 on 9:11:36
miyurinnさん
梅田小学校はたいへんだとは聞いていましたが、予想を超えていました。
葛飾小学校は宿題がありますし、エントリーに書いたような時間に帰宅してきます。
それと子供の触れ合いの中で「学校外の活動」というのが必要だと思っています。
学校外でその家庭の人とふれ合う、学校以外の人(家族など)と触れ合うことによって、人格形成や社会における付き合い方を学ぶことにもなると思っているのですが、休日ではなかなか小学生ではそれができないのは自分たちも証明してきたと考えています。
授業効率に関しては私も各所で言っていますが、遅れる子供に合わせる必要はないと思っています。
授業に遅れる子供は、習熟度別での方策を考えるべきですし、そのためにわざわざ学習の質を落とすことはないと考えます。
少々話は違うかもしれませんが、経済が冷え込んで給料が低いと嘆いている諸兄を見かけますが、だったら土曜日返上して仕事量を増やすとか、仕事の効率を見直すとかするべきだと思っています。
※私は馬鹿だから休日がないのかも^^;
土日も平日も必死で働き詰めで給料が低いというのは同情しますが、土日をしっかり休んで、たまには仕事帰りに飲んで、それで給料が安いってんなら、私は努力するよ!って考えるんですが・・・
結局、仕事も学習も効率やら必要な時間を考えていないんじゃないかと思います。