日々思ふこと(教育改革編)

教育に関して綴って参ります

金がないといっているのに高校を無償化して意味があるのか?

| 4件のコメント

高校無償化の国交付金、愛媛では1億円足りず

今年度から始まった公立高校の授業料無償化で、藤岡澄・愛媛県教育長は7日、今年度の国からの交付金が授業料収入に比べて約1億円不足し、来年度以降不足額が拡大していく見通しであることを県議会本会議で明らかにした。

県教委などによると、これまで徴収してきた授業料に相当する交付金は、都道府県が独自に実施している低所得者への授業料減免分を差し引いて算定。減免率は都道府県によって異なるが、国は全国平均の減免率を一律に適用しているため、愛媛など平均を下回る県は、不足が発生するという。

今年度、国からの交付金は約34億円。この日の一般質問に対する答弁で、藤岡教育長は「激変緩和措置が講じられる13年度までの4年間で約6億円、それ以降は毎年度約2億5000万円の減収が見込まれ、厳しい財政状況の中で過大な負担が生じる」と憂慮した。

その上で、「地方に新たな負担が生じないよう、国が責任をもって交付すべきだ」とし、国に改善を要望していく考えを示した。

(2010年6月8日21時12分 読売新聞)

国が決めた制度だから「国が責任を持って交付すべき」という意見は理解できる。

しかしながら、そもそも高等教育に無償化は一切必要ないと考えるのは、学びたい者のみが学ぶことができる仕組みを作る必要があるからと感じる。
私たちが高校生になる頃は、90%以上が高校に進学するという世の中になっていたが、今のように退学者がごろごろ出るようなことはなかった。
まあ仲間内の家に行くと「高校くらいは出ておいたほうが・・・」というような親がいたのも事実であるが、学ぶ意思のないものであったとしても、授業料の負担はしなければならなかったわけで、だからこそ退学など言語道断と言うことだったのではないかと想像される。

もちろん当時も貧困家庭に対しての就学援助などはあったわけで、公立高校であればなんらかの援助があったのは当然であったはずだ。

ところが猫も杓子も高校に入り、ほぼ半数が大学へ行くというような時代において、なぜ高校無償化などということを考えるのかが理解できない。
高等教育の意味がなくなったのはこうした「簡単に誰でも高等教育を受けられる」という気軽さができたからであって、勉学を志すものにとって大学卒業というのがあまり意味のないものに感じてしまうようになった。

だからこそ私は普段から言っているのは大学を三分の一に減らし、もっと狭き門としてさらに卒業を難しくすることによって大学と言うものの権威を高める必要があるのではないかということだ。
そこまでして学びたいが金がないというのであれば、卒業をして一定の条件を満たせば無償となるような奨学金を国や地方が考えればいいわけで、そういう援助こそ必要なのであって「誰でも彼でも」高校の授業料を援助するなどということは全く必要ないと感じる。

ましてさんざん日本は金がないと言っているのであれば、高校の無償化などは必要がないであろう。
むしろ幼年教育や小学校での補助教材の補助や、いろいろ論はあろうが給食の無償化やインフラの整備に金を使っていただきたい。
同じことは子供手当てにも言えるのだが、余計なばらまきをするのではなく、同じく平坦に補助をするのであれば、インフラ整備にこそ充てるべき(保育園の拡充なども含む)であって、金を配ってしまうことをするべきではないと考える。

4件のコメント

  1. 土曜日に行われた、PTAセミナーで、エロ川区の教育長が言っていた。
    XX万人の子どもがいるから、XXX億円が入ると。
    セミナーは素晴らしいものであったが、教育長および行政は考えるべきである。そんな事を伝える前に1件の虐待死と、2件のエロ教師(校長含む)、1件の公金横領があったことをどのように考えるか?

    おっと、本題にもどると、愚策以外の何物でもない。

    義務教育にかかる費用を完全無償化するのが優先であり、高校、その先は別問題として考えるべきである。

    そろそろ、中学では修学旅行に行く学校が増えてくる時期。旅行積立金が無い為に、行けなくなる子どもが居る事実に目を向るべきである。

    金銭感覚のマヒした、保護者に金を渡しても、仕方が無い。
    自分の飲み代にでもかわるだけではないか、とても心配である。

    あっ、だんだん思考回路が、910さん的になってきている(笑)

  2. Tony Okazakiさん>
    なんだってぇぇぇぇぇぇぇ(笑)

    って書き方が似ているかも^^;
    義務教育にかかる費用を完全無償化というのは消極的ながらも賛成だし、本来親が負うべき義務を国家が一部肩代わりするのもありかということで、修学旅行の積立金の解決をするのにも消極的ながら賛成。
    そういう教育費に金をかけることは子供を育てる上で必要なわけで、高等教育は「受けたいものが受ければいい」だけのこと。

    実弾支給なんていうばら撒きは保護者にやってはならない愚策でしかない。

  3. キッチリ分けるポイントは、義務教育=小中学校。高校は自由選択です。

    世の中の大半が高校にいくからっていう考え方がどうなのよ?
    自由選択な高校に云々はやっぱおかしいぞ。

    本質論がネジ曲がっている。
    万力にラチェットかまして、パイプかけて回せば、どんな工具でも壊れます。(もちろん、保証なんてしません、中身みれば分かりますから)
    ホントに活きるお金の使い方を考えて欲しいもんです。

    でも、ホントにお金足りないの?
    エロ川区では、小中学校の各教室に
    50インチの液晶TVがはいっているぞ。
    昨年度H21年度予算だとおもわれるが。

  4. Tony Okazakiさん>
    > キッチリ分けるポイントは、義務教育=小中学校。高校は自由選択です。
    全面賛成!

    葛飾区も液晶テレビを入れたけれど、50インチではなかったんじゃないかな?
    江戸川区よりも貧乏だからか?(笑)

    で、ラチェットかまして・・・って、一般の人には極めて伝わりにくい話だと思う(爆)

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