日々思ふこと(教育改革編)

教育に関して綴って参ります

モンスターペアレンツに思ふ

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モンスター・ペアレント

誰もがなりうる危険性のあるものがこのモンスターペアレントだと思いますが、自制できるかどうかが分かれ目になっているのだと思います。

今問題となっている体罰に関してもですが、体罰はいけないと言っても、では体罰を受けた自分の子供が何をしていたのかというのに触れたものはありません。
もしかしたら発覚はモンスターペアレントがいなければあがってこなかったかもしれません。

いやいや、冷静に学校にきちんとした形で「うちの子供が悪さしたことは理解しています。ですが、それに対してこういった体罰が許されるわけではありません。」と抗議をしたのであれば、実はそれほど大事になるものではないと思っています。
ただしそれが自殺につながった事件というのであれば学校側に非が大きくあるのは理解をしております。

モンスターペアレントなんてのは私達が子供の頃からというわけではなく、太古の昔から存在したものであると考えています。
「うちの子は悪くない」なんてのは、実は誰もが思うことなのだと感じています。

ですがその現象が発覚したときに、自分の子供のどこに非があったのかなかったのかを冷静に考えて、相手と話すということが必要だと感じています。

拙宅の子供と、後輩の子供の間でトラブルが絶えなかったことがあります。
そんな中で相手のお母さんが我が家に対して陰口を言っているというのを聞いて、私は先方に電話をしました。
ちゃんと私に言ってくれればいいのにということで電話をしたわけですが、先方のお父さんと話しをしようということになったのです。

先方のお父さんとは最初は喧嘩腰ながらも冷静に話し合いをしました。
お互いの子供・・・この時は自分達のそれぞれの子供に非があるかを考えながら・・・に対してのことを考えながら、問題の根幹は何かを探していたわけです。
このときに私が発した言葉にそのお父さんはすごく理解をしてくれました。「私は子供のことを100%信用します。もしそれでうちの子供が嘘をついていた、自分の利益のみを発したのであれば、相手の方に精一杯謝罪をします。」というものでした。

まずは子供の言葉を信用して相手と話をし、その事実が異なるのであればそれは親の自分も責任を負うという覚悟でした。
そして話をする中で両方の子供に非があるということがわかったのですが、なにより私の子供に嘘があったことがわかったので、その場に私の子供を呼び出したのです。
なぜ嘘をついたのか質問をし、その部分についてお父さんに謝罪をしたわけですが、厳しい姿勢に「わかりました。今のお父さん(私のこと)を見ていて、私が自分の子供に対して厳しすぎる自分がいるのもわかりました。お互い雷親父ですね(苦笑)」とわたしをたしなめてもくれました。
厳しい父親でいるべきだという自分を、同じく厳しい父親であったその方が教えてくれたのです。
同時に自分も厳しすぎるなぁと反省をしたそうです。

これが大人の話し合いで保護者としてやるべきことの一つなのではないかと思っています。

しかし世の中そういう保護者ばかりではなく、いじめられたと判断すれば即学校長に訴えるという親御さんもいらっしゃいます。

で・・・いろいろ調べてみるといじめられるという事実はあるものの、その子供にも大きな問題があり、そのことについて反省するべきであるという提案をしても全く聞き入れることがないのがほとんどです。
いじめられた事実だけをあげつらい「この学校の姿勢はどうなってるの?」という親が多いのが残念ながら事実です。
これがモンスターペアレンツの一つの例です。

逆の例ではいじめる側、暴れる側の保護者が「うちの子供は悪くない。悪いのは学校やクラスメート、そして理解しない保護者だ!」なんていう方もいらっしゃるわけです。

こうした例は本当にいろいろ見せていただきましたし、聞かせていただきました。

こういうものがどういうことになるのかといえば、やはり子供に蓄積されるのだと思っています。
それが正しいことだと思うと残念ながら自分を正当化するためのことを自分の中でのみ解決しようとする人がいます。
外に向けてそれが正しいかを判断する材料を与えるのではなく、ただひたすら自分は正しいのだと思い込む・・・これがモンスターペアレントが産み出す最終的な恐怖だと思っています。

その子供が大人になって「それは正しい方向ではない」と自分の親に対して判断できれば問題はないのでしょうが、残念ながら私もそうですが子供にとって親はほぼ全てであるためで、子供が大人になってもそれを否定することは難しいと感じています。

自分がモンスターにならないために考えるべきことはまだまだあります。
子供が大切なのはどの親も一緒ですが、子供と一緒に考えることのできる保護者こそがそれを防ぐことができるのではないかと思います。

子供の目線というのはこういうところでも必要なのだと感じます。

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