日々思ふこと(教育改革編)

教育に関して綴って参ります

いじめで悩むのは本人だけではない

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自殺をされてしまって、それでわが子の現実に向き合うのはたいへんに悲しいことだと思います。
子供が「大丈夫だよ」と言っていることで大丈夫なのか・・・と思うことは理解できますが、それが結局違う状況で自殺をされてから感じることというのは、想像を絶するようなことだと感じます。

「無視されとったんか…」 息子の無念に父が涙 和歌山、中1自殺未遂 – MSN産経
2013.2.26 21:51 [westナビ]

記者会見する自殺を図った男子生徒の父親=26日午後、和歌山県田辺市
記者会見する自殺を図った男子生徒の父親=26日午後、和歌山県田辺市

 「無視されとったんじゃなかったんかな」。自殺を図った男子生徒(13)の父親(50)は26日の記者会見で、息子の無念さを思いやって涙を流し、「学校にはいじめと認めて、真実を明らかにしてほしい」と訴えた。

 生徒は4人きょうだいの末っ子。19歳の一番上の姉になつき、いじめのことを相談していた。親には悩みを話さず、心配させないよう振る舞う優しい子だったという。

 頑丈なはずの弁当箱や水筒が壊れ、かばんの中が汚れていたこともあったが「自分でやった」と話した生徒。父親は「いじめで壊されたのに言わなかったのだと思う」と振り返る。

 昨年12月上旬、姉が「最近嫌なことをされていないか」と聞くと「もう諦めた。無駄や」。学校のことを聞くと話を変えたがるようになったという。

私の場合は小学校のPTA役員をさせていただいていましたので、小学校の時はいじめには至るぎりぎりの線に関して自分の子供の情報も聞いていました。
それだけではなく各学年で問題が発生したこと、発生しそうなことなどを学校側と情報交換していました。
必要に応じて保護者の方と学校との間をつないでお話をさせていただいたりしたため、大きな問題となるようなものは少なくすんだと思っています。
それは学校の協力があればこそだと思うのですが、保護者が学校の経営に関心を持ち学校からの信頼を得ることによってわかるものだと思います。

例えば、私は学校から「これは内緒にしてください」というものやまだ事件になる寸前の問題などは私の中のみでとどめて置きました。
もし私の中で少なくとも役員の中で共有したいということについては「○○さん(もしくは役員)には話をしておきたいのですがよろしいですか?」という風に学校へ確認をしていました。
「ああ、この人は口が堅い」と信頼していただければ、学校はきちんとした形で情報を共有してくれるようになります。

私が会長をさせていただいていた時で一度学年で保護者集会を開きましたが、これは学校側にも生徒側にも問題を抱えていて、それを解決するために保護者でさまざまな工夫をしました。
それが生徒を排除したり、教師を排除したりしない状況でかつ卒業時には本当に笑顔で送り出すことのできる学校・生徒・保護者を含めた学年の運営ができたと感じています。

いじめ問題もありました。
いじめはもちろんいじめた側に問題があります。
ですがいじめられる側には「理由」があります。
問題ではない場合があるため「理由」といたしました。
いじめる側からするといじめた時の反応がおもしろいというのでさえ理由となるからです。
もちろんそれは許されざることなのですが、そこを学校側だけで対処できないのは、先日の「躾」でも書いた学校の限界です。

はっきり書きますが、躾のなっていない子供が昔より多くなっているのは間違いないと感じています。
靴紐を結ぶことのできない子供、共同生活になじめない子供、乱暴狼藉をはたらく子供、それぞれ病気ではない場合、躾に問題があることが多いと感じます。
家庭で厳しすぎるのも精神を捻じ曲げてしまう場合もあります。
ちなみに拙宅の上の子は厳しく育てすぎたかもしれないと今更ですが後悔しています。

まあ、実母も昨年私の思っていたことをようやく知ったわけですから、なかなか親というのは躾であったり教育のことで気がつかないものなのかもしれません。

しかし子供に積極的に関与することで、現在の状況を知ることができたのは良い方向であったと思います。
我が子の場合には学校の協力もあり、なんとか踏みとどまった感じがありましたので・・・

あとで後悔しないためにも子供には積極的に関与して良いと感じています。
うざったいだのなんだのと言われるかもしれませんが、少なくても付き合っている範囲を理解する、持ち物はなんなのか(女の子の場合はアクセサリーなども)、帰宅時間の変化など気がつくポイントというのはいくつもあるはずです。

記事中のお父さんはかばんの中が荒れていることに気がついていたのに・・・という悔しさがあるのだと思います。
「もしあの時こうしていたら・・・」というのが心の中にあるのだと思います。
今、このお父さんは苦しんでいらっしゃいますが、他の方はこうしたお父さんの苦しみを理解して、少なくとも自分の子供には同じことをしてはいけないと感じるべきです。
このお父さんもそういう部分も含めてマスコミの前で話しをしているのだと思います。

いじめがあるなら子供と一緒に考えましょう。
どう解決してよいかわからないなら周囲の協力を得ましょう。
それがきっと良い結論となることを願って、本日のエントリーを終了します。

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